スリや泥棒の話 お知らせ 2016年10月13日 海外旅行で気をつけなければならない事として「スリや泥棒が多いので持ち物の管理に気をつけましょう」と聞かされて、恐怖感さえ起こります。 おそらく、旅行中も繰り返し聞かされる思います。では、それほど悪さをする人が多いのでしょうか? かつて、旅行先としていたイタリアのローマやフランスのパリでは、毎年のように被害にあったり、それに近いことが起きていました。ポケットに手を入れられて、カメラを盗まれた。「アンケートに協力してください」の後に金銭をせびられたなどあの手この手で旅行者から金品を奪おうと待ち構えている輩が多いのに閉口します。 「彼らは、それによって生きている」と思えば、小さなボランティアかも知れませんが、盗まれると気分が悪いものです。現地の人はほとんど無関心です。助けを求めても無駄と思ってください。 ところが、2年前から訪れているドイツやオーストリアなどの中央ヨーロッパは、西ヨーロッパに比べて穏やかでいわゆる「治安」がとてもよいという感覚です。牧歌的な風景や自然が人の心を癒しているかのようです。親切な人達に多く出会うと思います。しかし、日本でもそうですが悪い事をする人もいることでしょう。スキを見せないことは大事です。 盗難より気をつけなければならないのが、うっかりミスによる紛失です。空港で航空券を配られて5分後には紛失、飛行機を降りて出国審査時にパスポートがない。財布をテーブルにおいて品物の受け取りに行き、帰ってみると財布がない。(財布をそこに置いた事も忘れている)携帯電話やパスポートをホテルの部屋に忘れて出発。見つかっても持ってきてもらうのに高額なサービス料支払いは常識。(80ユーロとか) 金銭を紛失して出てくるケースは日本でも稀です。紛失を周囲に言いふらして大騒ぎするケースと他人にさとられることさえもいやで黙っているケースがあるようです。両方で毎年10件以上あるのではないかと想像します。 とは言え、人はミスを犯すのは日常の事です。現金を小分けにする、密着型のパスポートケースなどミスを最小限に食い止める工夫でしょう。 PR